50代で保険を見直しする必要性は?保険の見直しポイントも解説

50代になると、近い将来迎える「老後」を見据えて保険の見直しをする事があります。この記事では、50代で保険を見直す必要性や、見直す際のポイントなどについて解説します。また、50代での保険の見直しパターンの例やおすすめの保険代理店についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

50代での保険の見直し

50代で保険を見直す必要性

そもそも50代で保険を見直す必要性はあるのでしょうか?50代にとって、生命保険や死亡保険などの保険契約を見直すきっかけとなるのは、主に以下4つの理由からです。それぞれについてみていきましょう。

  • 生活習慣病や三大疾病のリスクが高まる
  • 子供の独立によって生活費が変化する
  • 定年退職後の生活のための事前準備
  • 高齢になったときに特約が切れる場合がある

生活習慣病や三大疾病のリスクが高まる

50代以降になると、高血圧、糖尿病、脂質異常症をはじめとする生活習慣病のリスクが急激に高まると言われています(注1)。特に高血圧症有病者の割合は、40代では20.2%であるのに対して、50代になると約2倍の40.1%まで一気にはね上がります。

また、三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中[脳梗塞、脳内出血、クモ膜下出血])の罹患リスクも高まると言われています(注2)。

注1:厚生労働省『年代別・世代別の課題』のP7「生活習慣病の状況(40歳以上)」
注2:厚生労働省『令和元年(2019)人口動態統計月報年計(概数)の概況』よりP11

以上のように、50代は生活習慣病や三大疾病リスクが40代以前よりも高まる年代です。ご自身やご家族が生活習慣病や三大疾病に罹ってしまった時のために、新規での保険加入も含めて、改めて保険を見直しておくのも良いかもしれません。

子供の独立によって生活費が変化する

子どもがいる場合、親が50代になるとその子どもが就職や結婚で独立するケースも出てくるでしょう。子どもが独立すると家計の出費が大きく変化します。

子どもが独立することでそれまで必要であった養育費や教育費が掛からなくなり、食費や光熱費といった固定費も減っていくため、ピーク時の半額以下の費用で暮らせることもあるかもしれません。一方で、家庭によっては外食・中食の回数が増加したり、夫婦で新しい趣味を始めたりなど、子どもがいた頃より生活費が増えてしまうケースもあるでしょう。

以上のことから、子どもが独立した後は、現在加入している保険が夫婦2人もしくは自分1人の生活費に見合った保険料かどうかをあらためて見直しておくとより安心です。

定年退職後の生活のための事前準備

50代は現役世代ながら、定年退職やその後の老後の生活がすぐそばまで見えている世代です。60代でむかえる定年退職後の事前準備のひとつとして、保険の見直しを行う方も少なくありません。

平成28年度に改定された基準では、国民年金(老齢基礎年金)給付が満額ベースで月額65,008円、公的年金給付は夫が平均的給与(賞与含む月額換算42.8 万円)で40年間就業し、妻がその間専業主婦であった場合で月額221,507円となっており(参考:厚生労働省『平成28年度 年金改定』)、現役世代の頃に加入していた保険料をそのまま継続してしまうと、その一方で生活費の捻出が心配になるというケースも考えられます。

老後には新たに介護保険などへの新規加入も検討材料となってくるため、今のうちに加入中の保険料の節約や保険内容の見直しをしておくと良いかもしれません。

高齢になったときに特約が切れる場合がある

意外と盲点なのが、加入している保険の特約の契約期間です。主契約が終身タイプでも、保険料払込期間の終了とともに特約が切れてしまう保険商品もあるため注意が必要です。

特約が切れたタイミングで新しく保険に入り直そうと思っても、保険には新規加入可能年齢の上限があるため、70代・80代では加入時点で断られてしまう可能性もあります。また、加入可能年齢であっても持病や入院歴などによっては断られてしまうケースもあります。

以上のことから、比較的健康な50代のうちに特約も一生涯続く保険に入り直すか、特約が無くても主契約の保障内容が充実している保険に入り直せるよう、主契約と一緒に特約についても見直しておくと安心でしょう。

50代での保険の見直し方のポイント

電球

では、50代で保険を見直す際のポイントには、どのような点があるのでしょうか。以下、主な4つのポイントから解説します。

  • 死亡保障の金額を見直す
  • 終身補償による貯蓄を検討する
  • 老後の収入と支出のバランスを考慮する
  • 入院や手術への保障が手厚い保険を選ぶ

死亡保障の金額を見直す

1つ目の見直しポイントとして、死亡保障の金額が挙げられます。

死亡保障は「自分に万が一のことがあった時のため、子どもやパートナーのためにかけている」というパターンが多いかと思われます。しかしながら、50代になって子どもが全員独立している場合は、学費などの心配も必要なくなるため、今までの保障金額では多すぎるという場合もあるかもしれません。

このようなケースでは、死亡保障の保障金額を減らすなどを検討すると良いでしょう。

終身補償による貯蓄を検討する

終身タイプの死亡保険には、万が一の時の金銭的な備えの他に「貯蓄」というもう1つの役割があります。終身タイプの死亡保険の場合、解約返戻金が銀行での定期預金等よりも高い利率で資産形成できるケースが多く、貯蓄性があります。

50代のうちから老後を見据えて貯蓄ができる終身保険に見直しすると、保険料の払込みが終了する頃にはある程度まとまった額の解約返戻金を手にすることができます。

また、終身タイプの死亡保険の中には「低解約返戻金型終身保険」という、保険料の払込み完了後に解約返戻金の返戻率が高くなる保険商品も存在します。ただし、低解約返戻金型終身保険は払込みが完了するまでは解約返戻金が払込累計額を下回る形で低く抑えられているため、途中解約の可能性がある場合には注意が必要です。

老後の収入と支出のバランスを考慮する

公益財団法人 生命保険文化センター発行の令和元年度『生活保障に関する調査』によると、50代の年間払込保険料は、男性が平均29.3万円(1ヵ月あたり2.4万円)、女性が20.6万円(1ヵ月あたり1.7万円)という結果となっています。

上記はあくまで平均値ですが、現在支払っている保険料がこれらの金額を大きく上回る(もしくは下回る)場合は、現在加入している保険の保障内容を見直すのも一つの選択肢でしょう。

ご自身の現在の資産状況や老後の収入・支出のバランスも考慮して、現在加入中の保険が今後のライフプランに適切な保険料、保障内容となっているかどうか一度再検討してみてはいかがでしょうか。

入院や手術への保障が手厚い保険を選ぶ

上述の通り、50代以降は生活習慣病や三大疾病の罹患リスクが急激に高まるため、ご自分やご家族がいつ病気を発症してしまってもおかしくありません。そういった万が一の事態に備えるために、入院や手術への保障が手厚い保険へ乗り換えるのもひとつの手です。

ただし、入院費や手術費として使える200万円~300万円ほどのまとまった貯蓄を常に確保できる方は、保障が手厚い医療保険への加入そのものが不要というケースもあります。

50代での保険の見直しパターン3つ

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では、実際に50代が保険を見直す際、どのような方法で保険契約を見直すことが多いのでしょうか。以下、主な見直しパターンを3例紹介します。

  • 減額する
  • 払済保険への変更する
  • 延長(定期)保険への変更する

減額

加入している保険を一部解約して保険金額を小さくすることを「減額」といいます。「死亡保険金300万円の終身保険を100万円に減額する」という場合を例に挙げてみましょう。

300万から100万を引いた差額である200万円が解約扱いとなり、場合によっては解約返戻金が支払われます。減額手続きを行った100万円の終身保険は引き続き保険料の支払いが必要ですが、以前より死亡保険金額を小さくしているため月々の保険料が安くなり、支出全体における保険料の割合を少なくすることができます。また、終身保険に特約が付いている場合には、減額後も特約を継続可能です。

以上のことから、減額は、「保険料は抑えたいけど残したい特約がある」という場合などにおすすめの見直しパターンです。

払済保険への変更

「払済保険への変更」とは、保険料の払い込みを中止し、その保険の解約返戻金で同じ保険期間の生命保険に加入しなおす見直しパターンです。

実は、新しく加入しなおした後の生命保険でも、払い込みを中止した保険に加入した当時の予定利率を引き継ぐことが可能です。そのため、予定利率の高い保険を失わず、また、解約返戻金の範囲内で保障を継続できるため、新しく保険料を支払わずに済むのです。

ただし、払済保険に変更すると保険金額が小さくなり、医療特約や介護特約などの一部の特約が失われてしまう可能性がありますのでご注意ください。

延長(定期)保険への変更

「延長(定期)保険への変更」とは、現在加入している保険料の払い込みを中止し、その保険の解約返戻金で、同一の保険金額の生命保険に加入する保険の見直し方法です。

延長(定期)保険へ変更すると保険期間が短くなってしまいますが、保険の期間内はこれまでと同じ保険金額を維持できます。また、解約返戻金の範囲内で保障を継続するので、新しく保険料を支払う必要はありません。

以上のことから、「延長(定期)保険への変更」は、子どもが独立するまでの残り数年間だけ今までと同じ保障を継続したい、という場合などにおすすめの見直しパターンです。

保険選びは「保険見直し本舗」でプロに相談

お金の管理

万が一の時のために保険で備えておくことは大切です。しかし、たくさんの保険会社からバリエーション豊富な保険商品が数多く販売されており、選択肢も多岐にわたることから「自分に合う保険がよく分からず、保険の見直しをしようにもできない」という方も多いでしょう。

ご自身の既往歴や将来のライフスタイルなどによって、保険を見直した方が良いかどうかは変わってきます。万が一「自分に最適な保険がよくわからない」という場合には、一人で悩まずに保険の専門家に一度相談してみるのもひとつの方法です。

契約実績100万件以上の保険代理店大手である「保険見直し本舗」では、保険や保険の見直し方法を知りつくしたコンサルティングアドバイザーが在籍しています。複数社の保険商品の中から1人1人に合ったベストな保険の見直し方法を提案してくれますし、煩雑な保険加入の手続きや保険加入後のアフターフォローも万全です。しかも、これら全てのサービスは基本的に全て無料で提供してくれるというのは大変魅力的です。

また、保険見直し本舗では、店舗での相談だけでなく、電話やオンラインなど非対面での保険相談も無料で行っています。50代になり、あらためてご自身やご家族の保険を見直す際の第一歩として、保険見直し本舗で保険選びのプロにまずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

保険見直し本舗に相談する

老後の生活を見据えて自分に合った保険への切り替えを検討しましょう

ここまで、50代で保険を見直す主なきっかけや、50代におすすめの保険の見直しポイントなどについて解説しました。50代は、子どもの独立や数年後に訪れる定年退職など、ライフスタイルが大きく変わりはじめる年代です。これからのライフプランに合わせて、一度、保険も見直してみる機会を作ってみると良いかもしれません。

ご自身やご家族に合う最適な保険が分からないという方は、契約実績100万件以上の保険代理店大手である「保険見直し本舗」での保険の見直しをおすすめします。

※本記事で記載されている内容は、専門家によって見解が異なることがあります。

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