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「認知機能セルフチェッカー」、大規模認知症早期発見・介入実証プロジェクトに採用

 本年8月1日より実施される国立研究開発法人国立長寿医療研究センター(NCGG)および国立大学法人東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)による共同研究において、当社VRと視線追跡技術を活用した認知機能スクリーニング検査「認知機能セルフチェッカー」が採用され、ToMMoでの健康調査にて本検査が実施されることとなりました。

 

NCGGとToMMoの共同研究は、厚労省補助金事業で全国36の自治体でおよそ10,000名が参加する全国規模の大規模実証プロジェクトである「共生に向けた認知症早期発見・早期介入実証プロジェクト研究(J-DEPP)」の一部を構成しています。同共同研究では既存の認知機能検査結果と、スマートフォンやVRといった多様な機器による検査結果を比較しながら、統一して認知機能を判定できるシステムの構築を目指しており、その有用性が示されれば、今後簡易に行える認知機能検査が広く普及し、高齢社会において深刻な問題となる認知症の早期発見・早期治療に役立つことが期待されます。

当社「認知機能セルフチェッカー」は、検査時間が短く、心身に負担の少ない簡便なスクリーニング検査として、既に全国の医療機関、自治体、研究機関で幅広く利用されており、認知症の早期発見・予防に貢献しています。当社は、今回の大規模実証プロジェクトへのサービス提供を通じて、認知症対策という日本の喫緊の社会課題解決を目指して、より一層貢献してまいります。

 

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