Use Case

学術研究

生体情報の一つとして視線情報は大きな追跡をはじめとした眼球に関する様々な情報を取得して研究に活用したいという国内外の大学や研究機関様に広くご利用頂いています。高精度で眼球情報を取得するアルゴリズムやキャリブレーションの簡易さに特徴があります。主要な開発エンジン(Unity, Unreal Engine)へのプラグインも用意しており、すぐに自身のプロジェクトへ眼球情報を反映して研究に生かすことが可能です。

マーケティング評価

小売店の棚、消費財のパッケージ、車のデザイン等の評価において視線分析は活用されています。当社ではVR空間上におけるユーザーの視線を可視化・分析するためのソフトウェアを提供しています。開発は一切不要で、VRキット到着後にすぐに分析が始められます。ユーザーの視線を表現する際に有効とされる可視化方法(ヒートマップや視線プロット等)が用意されており、お客様のあらゆる視線分析のニーズにお応えします。

医療ヘルスケア

「目は口ほどにものを言う」と言われる様に、医療やヘルスケアの分野でも眼球情報から多くの事を判断できることが分かっています。例えば、当社が大学機関と共同開発した認知症予防を目的とした「認知機能セルフチェッカー」は当社の高精度な視線追跡を活用しています。国内・海外のパートナー企業様においても、脳震盪や目眩の症状を眼球の動きから診断するサービスや、飲酒や薬物摂取時の眼球状態の異常を検知するサービスにおいて弊社の視線追跡技術を活用頂いています。

株式会社Parafeed(日本)

めまい(眩暈)をはじめとした内耳機能、平衡機能検査を行うサービス『REEVEER-PitEye』を開発。日本初となるVRヘッドセットを利用した眼球運動検査装置として、2022年11月に日本国内でクラスⅡ医療機器認証を取得。主に耳鼻科の病院・クリニックを中心に展開を進めている。

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M2S(韓国)

眼検査で行う7つの検査項目をたった1つのデバイスで実行する医療機器「VROR 7in1」を開発。当社VRヘッドセット及びアイトラッキング技術を含めて米国FDA認可を取得しており、主に眼科クリニック向けに展開。

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NeuroFlex(カナダ)

脳震盪や脳の前庭障害を眼球情報から客観的に評価するアプリケーション「NeuroFlex®️」を開発。症状に対する評価だけに留まらず、機能低下からの回復プロセスにおけるトレーニング機能も充実している。当社アイトラッキング技術を活用。

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トレーニング

企業研修や実習訓練などの場面で、VRや360度空間を活用した臨場感のあるトレーニングを活用する事例は増えています。暗黙知を伴う技能伝承、災害シミュレーションなど現場での再現が困難な訓練、コロナ禍において困難となった集合研修などのシーンでVRトレーニングの利点が活かされる一方、検証効果が可視化しづらい点に課題があると考えます。そこで当社は「熟練者」の作業中の視線を「未習熟者」と比較する事で習熟度の計測や差異分析を行い、言葉では伝えづらい暗黙知も継承する方法を提案しています。

ビジネスエンジニアリング株式会社(日本)

VR教材を簡易的に内製化することが可能な開発プラットフォームを提供。当社アイトラッキング技術を活用し、VR内でユーザーが見ている場所へテキスト表示をさせる等、VR教材にインタラクティブ性を追加できるのが特徴。

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