北里大学によるeモータースポーツ選手の視覚機能評価研究に技術協力
〜医療分野で実績を持つ高精度アイトラッキング搭載VR「FOVE 0」で選手のコンディション可視化を支援〜
株式会社FOVE(以下、当社)は、北里大学医療衛生学部の半田知也教授が進める「eモータースポーツ選手の視覚機能評価」に関する研究において、当社の視線追跡型VRヘッドセット「FOVE 0」が眼球運動の測定装置として活用されており、同教授の研究グループに対して技術協力を行っていることをお知らせいたします。

本研究は、北里大学がトヨタ・コニック・プロ株式会社および国内トップクラスのeスポーツチーム「ZETA DIVISION」と連携して進める先進的な産学連携の取り組みであり、2026年10月27日付「日刊工業新聞」紙面および同紙電子版(※)等でも紹介されています。
当社は、視覚機能療法学を専門とし、長年にわたりトップアスリートの視覚サポートに携わってきた半田教授の研究グループに対し、眼球運動を高精度に追跡・計測する技術基盤を提供し、研究活動を技術面から支援しております。
■ 背景と研究概要
eスポーツ市場は若年層を中心に急速な成長を見せており、2026年には国内市場が200億円を超える見通しです。とりわけ実車さながらの瞬時の状況判断と精緻な操作が求められるeモータースポーツにおいて、視覚情報の処理や眼球運動などの視覚機能は、競技パフォーマンスを支える重要な要素と考えられています。本研究では、専用ゴーグルとして当社の「FOVE 0」を装着した選手が対象物を追従したり、距離感を把握したりする際の眼球運動を計測し、定量的に評価します。これにより、選手の客観的なコンディション評価やトレーニングに生かすほか、競技環境の照明に適したアイウェアの開発などへつなげることが目指されています。
■ 当社機器が採用された背景
人間の眼球運動は極めて高速かつ微細です。視覚機能の特性やコンディションの変化を客観的に捉えるためには、精度の高い視線追跡(アイトラッキング)技術が重要となります。
当社VRヘッドセットは、創業以来磨いてきた高精度アイトラッキング技術を搭載しており、微小な視線移動や眼球の動態をデータ化することが可能です。当社機器はこれまでにも、医療・ヘルスケア分野において活用されており、疾患の評価やスクリーニングなどへの応用が進められてきました。
今回、半田教授の研究グループが実施する眼球運動の定量的評価において、当社の視線追跡技術が活用されることとなりました。当社は、測定技術の提供を通じて、同研究グループによる視覚機能研究を支援しております。
■ 今後の展望
半田教授らが推進する本研究から得られる知見は、eスポーツ競技者の眼の負担軽減やパフォーマンス向上にとどまらず、将来的には他領域への応用や様々な社会課題の解決に向けた展開も期待されています。
当社は今後も半田教授の研究グループへの技術協力を継続し、医療・学術分野で培ってきた高精度センシング技術を通じて、スポーツ分野の発展に貢献してまいります。
(ご参考)日刊工業新聞電子版URL: https://www.nikkan.co.jp/articles/view/795374
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