「FOVE Gaze Analyzer
Architecture」は、没入型のバーチャル空間の中において
人の行動や視線の動きを分析したいと考える皆様をサポートするアプリケーションツールです。
![](https://fove-inc.com/wp-content/uploads/2022/08/deepmind-_HnJfS6WhA8-unsplash-scaled.jpg)
![](https://fove-inc.com/wp-content/uploads/2022/08/Architecture-Logo-320x302.png)
「FOVE Gaze Analyzer
Architecture」はVRや3Dに関する専門的な知識やプログラミング技術がなくても、すぐにデータの解析を始めることができるように様々な分析ツールを揃えています。
まずは、Metareal社が提供するMetareal StageTMを通じて3D空間モデルを構築することから始まります。そのデータをアプリ内に取り込むことで、すぐにVR内で3D空間内を自由にツアーすることが可能となります。
ツアー中のユーザーデータは、空間をどのように移動したかの「移動データ」と、空間のどこを見ていたかの「視線データ」の2つに分けられます。いずれの行動データもアプリ内で定量的・定性的な分析できるので、統計的な分析から時系列に沿った分析まで幅広くサポートしています。
ご利用の流れ
![](https://fove-inc.com/wp-content/uploads/2022/08/step1-700x513.png)
先ずは研究対象となる空間内を360度カメラ等を用いて撮影します。空間内でのパノラマ写真の撮影は大体1m~5m間隔で行い、人の目線の高さを意識して撮影していきます。
特別なスキルは必要なく、どなたでも手軽に撮影を行うことが出来ます。
撮影した写真データを、Metareal社が提供する Metareal StageTM
へアップロードして、研究対象の現実空間を3Dモデル化します。
パノラマ写真から簡単に3Dモデルを作成することができるのがMetareal
Stageの特徴となります。
![](https://fove-inc.com/wp-content/uploads/2022/08/step2-700x591.png)
![](https://fove-inc.com/wp-content/uploads/2022/08/step3-700x595.png)
Metareal
Stageで作成された3Dモデルのデータを本アプリケーション内へ取り込み、新規プロジェクトを作成します。
研究者の目指す実験プロトコルに従って、プロジェクト上で空間内の各種設定や編集を行うことが可能です。(移動できる空間の制限や視線データを取得したい対象物の設定など)
用意されたプロジェクトを用いて、ユーザーにVRゴーグルを被ってもらい空間体験をしてもらいます。
いつ何をどのくらいの頻度で見ていたのかという視線情報と、移動経路やエリア毎の滞留時間といった行動情報を取得することが出来ます。また、アンケート機能で性別・年齢や質問事項を記録することも可能です。
![](https://fove-inc.com/wp-content/uploads/2022/08/step4-700x513.png)
![](https://fove-inc.com/wp-content/uploads/2022/08/step5-700x611.png)
取得したデータを利用して、ヒートマップ分析やAOI(興味・関心領域)分析、3Dモデル上でのユーザー行動のリアルタイムトラッキング機能などによって、定量的かつ定性的な分析を行うことができます。
空間情報と視線・移動データ、年齢や性別などの属性データを組み合わせることで、多角的な分析が可能となります。
行動データの分析結果から、特定の空間におけるユーザーの行動や思考に関する手がかりを得ながら様々な考察を行い、研究成果としてまとめていきます。
![](https://fove-inc.com/wp-content/uploads/2022/08/step6-675x700.png)
機能一覧
![](https://fove-inc.com/wp-content/uploads/2022/08/functions_1-700x558.png)
ヒートマップ分析
![](https://fove-inc.com/wp-content/uploads/2022/08/functions_2-700x621.png)
リアルタイム行動分析
![](https://fove-inc.com/wp-content/uploads/2022/08/functions_3-700x586.png)
3Dモデル空間の
各種編集
![](https://fove-inc.com/wp-content/uploads/2022/08/functions_4-654x700.png)
3Dモデルに対する
アノテーション
![](https://fove-inc.com/wp-content/uploads/2022/08/functions_5-700x557.png)
アンケート機能
![](https://fove-inc.com/wp-content/uploads/2022/08/functions_6-700x568.png)
グループ属性毎の
行動比較分析
利用事例
「ユーザーはどこへ行き、何を見るのか?」
人間の行動分析は企業の研究開発や大学の学術研究において幅広く研究される
重要な学問テーマの一つです。
本サービスは、実在する場所や空間をデジタルツインで3DCG化し、
その中でのユーザー行動分析を簡易的に実施することができる画期的なプロダクトです。
今まではデータ取得すら難しかったような、視線を含めた行動データを取れるようになったことで、
建築デザインやマーケティング、トレーニングや学術研究など、
様々な領域で活用されることが期待されます。
![](https://fove-inc.com/wp-content/uploads/2022/08/Use-case-transparent-back-700x444.png)
料金プラン
※ご利用料金の50%割引キャンペーン実施中
(期間限定のため、お早めにお問い合わせ下さい)
・本アプリケーションの利用には「FOVE0」VRヘッドセットとVR対応のPCが別途必要です。
・本アプリケーションの利用する際は、事前にMetareal社Metareal StageTMによる
3D空間作成を行う必要があります。
お申込み・利用に関するお問い合わせをお待ちしております。
その他のサポート
![](https://fove-inc.com/wp-content/uploads/2022/08/support_3-700x439.png)
よくある質問
- 市販の360度カメラで撮影した360度パノラマ画像を利用できますか。
-
はい。市販で用意されている360度カメラ(全方位カメラ)で撮影された360度パノラマ画像でツアー作成ができます。
Metareal Stageでサポートされている画像フォーマットはPNGとJPGで、アスペクト比2:1の360度パノラマ画像となっております。 スマホカメラでも特定のアプリケーションを利用して作成されたもので、上記の内容を満たしたパノラマ画像であればツアー作成できる想定ですが、様々なフォーマットがあり確認できておりません。
Metareal社のサポートページ - 他社のVRヘッドセットでも本アプリケーションは利用は可能でしょうか。
-
本アプリは弊社VRヘッドセット「FOVE0」でのみ利用可能なソフトウェアとなります。弊社VRヘッドセットも併せてご購入を検討される場合はこちらからお気軽にお問い合わせ下さい。
- 本アプリケーションに別の視線分析手法を追加する等の相談/リクエスト等は可能ですか。
-
はい。本アプリは、ご利用頂いているお客様の声を反映させて常にバージョンアップを行っております。視線分析に関する研究内容や実現したいサービス等を可能な範囲でお聞かせれば、弊社から最適なソリューションをご提案させて頂きます。こちらからぜひお気軽にお問い合わせ下さい。